向陽苑では聴覚障害のある実習生の受け入れに向けて、
西脇市の手話通訳士に来苑していただき、手話講座を行ってもらいました。
初めて手話について学ぶ職員も多くいました。
まず始めに、口パクで昨日の夕食のメニューを当てるゲームのようなことをしました。
その後は、趣味について筆談でコミュニケーションをしました。
こちらはジェスチャーです。
重いスイカを渡して受け取ります。
耳がもし聞こえなかったとして、相手に伝える方法として手話以外の
口話・筆談・ジェスチャーを体験しました。
これらの方法もコミュニケーションのツールとして使う事が出来ますが、
時間がかかったり、細かな部分まで伝えられない、伝わらない事で壁を感じられるという話もされました。
この後、挨拶をはじめとする手話を教えてもらいました。
手話は目で見て分かるようになっているとのこと。
枕に頭を置いていたのを外す動きで「おはよう」や、指を向かい合わせで折るうごきで「あいさつ」
など、イメージと直結した動きになっている事を知りました。
すぐにでも使える手話をメインにみんなで覚えました。
言葉を覚えることは私は一人じゃないと思う事につながるとおっしゃられてました。
聴覚障害を持っておられる方とコミュニケーションをとるために手話を学ぶことで、
私達から寄り添うことができ、お互いが一人じゃないとつながることになるのではないでしょうか。
とてもいい体験ができました!
ありがとうございました。
また、神戸新聞社から取材に来られました。
手話講座の様子を見ていただけます → 神戸新聞動画